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タイル・屋根・玄関の色
タイルの色
タイルの色は家の印象を決める最も大きな要素だと思う。
一番多く見かけるのはブラウンだ。一通りの色は実邸や展示場で見た。
カタログと太陽の下で見るタイルの色はかなり印象が違う。
またボリューム感は実際の家で見ないと分からない。
母はブラウンが絶対良いという考え。
妻はローズベージュかノーブルベージュがいいようだ。
ノーブルベージュは新色で近くに実邸がなかった。
それで名古屋の展示場まで見に行った。
私はツートンカラーに関心があった。ローズベージュとホワイトのツートンが面白いと思った。
「ツートンカラーを考えている」と稲垣さんに話すと、
「はあ」という気のない返事。明らかに一般的ではないことが分かる。
仕事で岐阜に行った時のこと。二ヶ所の展示場で「岐阜ではどのタイルが出ますか?」と聞いてみた。
「岐阜ではブラウン以外は、まず出ません」と同じ返事が返って来た。
「白とか出ませんか?」と聞くと、
「名古屋では出ていると聞きますが、ここは駄目ですね。100%近くブラウンです」との返事。
確かに愛知県で同じ質問をすると、いろんな色が出てくる。地域性もあるのだなと思う。
実邸は何軒も見たけど、ツートンカラーの実邸を見た記憶がない。
私のツートンカラーの主張も風前の灯だった。
ツートンを選ぶには、わが道を行くという確信が必要な感じ。家族の反対を押し切ってツートンカラーを進める自信はなかった。
無難な色で、タイルらしさが出せる色はブラウン。だが面白みに欠けることは事実。
最近はローズベージュを選ぶ人も増えている。
さてさて、困ったな。いろいろ考えたが、最終的に、わが家はローズベージュになった。
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ローズベージュのタイル |
屋根の色
屋根は切妻で、勾配は5.5寸といタイプ。太陽光を乗せる関係で陶器瓦ではなくブルックになる。
ブルックTというタイプで色はダークブラウンを選んだ。色は妻の趣味。
ちなみに太陽光の出力は、3.28kw。少ない方だ。
屋根で最後まで迷ったのが、破風アクセント材だった。妻化粧とも呼ばれるらしい。
悩んだが付けるのはやめた。少しでも値段を下げたかったことも理由だった。
実際の屋根を見て後悔しないか本当は気掛かりだった。
だが、据付のあとで屋根を見て、破風アクセント材は付けなくて正解だったように感じる。
何を美しいと思うかは、個人ごとに違うのでセンスの押し付けはできないが、私の趣味ではドマーニの屋根に
は、破風アクセント材が無い方がクールに感じる。(本当は、付けなかった負け惜しみからの発言か?)
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破風アクセント材(妻化粧)
三角屋根の横の部分に付ける。
ホームベースのような形。
カッコイイのか、そうでないのかの
判断がムズカシイ。
ハイムのプラモデルっぽい
外観イメージが強調される気がして
私は止めた。
(写真は西尾展示場)
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玄関の色
屋根の色もブラウンだったが、玄関扉もブラウンを選んだ。
実際には屋根も玄関も黒色の方が人気があるらしい。
しかし妻は自分の好みを多数決で決めるようなことはしない。
ブラウンと言ったら後には退かない。
西山さんが「玄関は黒の方が、よろしいかと…」とモゴモゴ言っていたが、
「ブラウンにして下さい」と妻。
その後、家が完成してから、西山さんが玄関を見て
「ローズベージュにブラウンの玄関は合いますね」と言うと、
「そうでしょ」と嬉しそうな妻。
西山さんの言葉が本心なのか、妻への気遣いなのかは私には分からない。
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hints
足して2で割ることができないのが色決め。
トータルバランスを考えると、家族の誰かに一任するのが良いのかもしれない。
実邸や展示場を数多く見ることがいいと思う。ただ展示場の家はサイズが大きいので、
小さい家や凹凸の少ない家では同じ色でも印象が大きく異なることに注意。

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