プラン検討 プラン検討
照明・スイッチ・コンセント

 照明
照明は、インテリアの稲垣さんが、かなり詳しい提案資料を作ってくれた。
各機器のメーカー名・型番・ワット数とともに位置を分かりやすく明記したものだ。
間接照明も良いのだが、大工仕事で費用がUPすることが心配だったので、ダウンライトを多く使った。
数えてみると一階には15個、二階には10個のダウンライトを使った。蛍光灯タイプと電球タイプの両方がある。 明るさも色々。
ダウンライト以外で、階段途中や台所の吊り下げなどでハイムに用意してもらった照明が10個。
主照明は稲垣さんから提案を受けたが、前の家で使っていたものを、そのまま使った。その数は6個。
照明の位置を決めるのは、結構時間が掛かった。位置を一つ一つ吟味したからだ。
例えば階段の照明は、モデルハウスの階段に実際に立って、あちらこちらと頭の中で配置をシュミレーションしながら決めた。
ダウンライトを付ける位置は、エアコンや窓の位置も気にしながら行う。
「ダウンライトが、エアコンやカーテンを照らしても意味が無いですよ」と稲垣さんはアドバイスしてくれた。
私たちは、部屋が均等に明るくなるような位置を考える。でも稲垣さんは、あえて明るい所と暗いところを 作って陰影を作り出すような配置をアドバイスしてくえる場合もある。考えていると楽しい。
「ダウンライトを1個増やすと、おおよそ一万円だと考えて下さい」と西山さんに教えてもらった。そう考えると、話がしやすい。 ダウンライト自体は店頭ではもっと安いが、設置費用を考慮するとそれくらいの価格になるらしい。



 主照明は、前の家で使っていたものをそのまま使った

 スイッチ
照明の位置は真剣に考えたが、照明はスイッチをオン・オフすることによって働く。これは当たり前。 だから、どの位置に、どの照明のスイッチを配置するかは重要なことだ。(そうだ、そうだ!)
それは、動線にも影響するし、電気代や部屋の使い方を左右する。(その通り!)
万一、ベッドルームの照明スイッチが入り口のところにしかなければ、寝るときには入り口まで行って灯りを消し、 暗い中をベッドまで戻らなければならない。
だからスイッチの位置決めは慎重に行った…と言いたいところだが、実際は違った。
プランで決める事が多過ぎて、疲れてしまった。集中力も限界だ。
「今日はもう考えられないから、次回に検討しましょう」と言えばいいのだが、 めんどくさい話からは早く逃れたいと思った。私も妻もそうだった。
しかし稲垣さんは丁寧に説明していく…
「ここのスイッチでこのダウンライトが点きます。そしてここまで歩いたら、このスイッチで次のライトを点けて、 必要なら、このライトをここで消して…」と続ける稲垣さん。
「稲垣さん、ごめん。もう集中力が続かない。考えられない」と私。
「でも、Davidさん。スイッチは重要なので…」と彼女。
「はい。でも稲垣さんを信頼するからスイッチは稲垣さんのいいように適当にやって頂戴。絶対に後で不満を言わないから」と 私は約束した。確かに約束した。
そこで稲垣さんは、彼女のスイッチの位置決めのルールに従って、スイッチを配置してくれた。
そして私は、彼女の説明を納得して聞いた。図面を確認し承認した。
話は飛んで入居後。スイッチの位置が気に入らない。結局、お金を払ってスイッチ位置を交換してもらった。 (入居後のページ 「スイッチ位置変更」に記述)
教訓として言えることは、集中力が切れた時には、慌てずに次回に回してもらった方が良いと思う。 説明で分からないことは、納得できるまで説明してもらう。
スイッチに関しては、私たちはそれが出来なかった。稲垣さんに対しても申し訳ないことをしたと後悔している。



 わが家に使われたいろいろな照明スイッチ

 コンセント
セキスイハイムは、コンセントに関して、後で困らないように多めに付けておきましょうというスタンス。
壁には必ずコンセントを一つ、壁が長くなれば二つ、三つというような感じ。
家具や電気機器を置かない状態で、コンセントの位置を決めるのは難しい。 入居後に家具の後ろに隠れてしまって、使えないコンセントもある。でも、 プランの段階ではそこまであ分からないので、隠れてしまうコンセントができても困らないように 多めに付けておくことが重要だと思う。
コンセントの数が足らなかったり、位置の不満などが建築中にも入居後にも起こった。なかなか難しいテーマだと思う。
コンセントは何も室内だけではない。外壁に付くコンセントも大切。
クリスマスシーズンのイルミネーションなどで、室外にも電気コンセントは要る。部屋の中からオン・オフできる コンセントが欲しい。
わが家は、浄化槽のポンプや、井戸水のポンプでも電気を使うので外壁にはコンセントを多く付けた。 タイル外壁に、後でコンセントを付けるのは大変なので、多めに付ける事がいいと思う。
工事中にも外壁のコンセントを更に二つ追加した。(勿論、有償でした)


 hints
照明・スイッチ・コンセントの位置などは工事中の現場で変更できなくはない。
しかし現場の工事は極めてスピードが速いので十分な余裕はない。
プラン検討中に図面を何度でも見直し、図面の中に住んだ気分になって位置を見直してみよう。


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