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浴室・エコキュート
浴室
浴室は、ハイムのプラン通りのものを選んだ。1421というサイズ。
ハイムのお風呂のサイズには大中小があるけれど、1421というのは中の大きさ。
バスタブの上面や天板の色はダークブラウン、壁はベージュで大理石の模様。
初めからカビが生えているようにも見える。
逆に、カビが生えても目立たないだろうという奇妙な思考も働いて選んだ。
また、今後のことを考えて標準の手摺に加えてオプションの手摺も付けた。
ただ、この手摺がちょっと厄介。
まず、正面の大きな鏡の手前を手摺が横に走るのが目障りだ。
それから、浴槽のフタはロール式なのだが、このフタを巻いていると手摺にぶつかってしまう。とても不便だ。
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上の大きな装置が浴室乾燥器 入浴前暖房機能で冬でも快適にお風呂に入れる |
浴室の設備で最後まで悩んだのが、浴室乾燥機能だった。
浴室乾燥のメリットはいろいろある。雨の日でも洗濯が乾くとか、カビが生えないなどのメリットだ。
デメリットは価格。10万円以上するので簡単にはOKと言えない。
稲垣さんの話では、ハイムで実際に浴室乾燥を付けるのは4軒に1軒くらいらしい。
話題を変えるわけではないが、私は冬の浴室内の寒さが嫌いだ。(誰でも同じか)
結婚する前に住んでいたワンルームマンションは、浴室に暖房機能が付いていた。
あれは良かった。もしあの機能が付くなら、10万円出してもいいかなと思った。
「浴室乾燥って、浴室暖房の機能もあるの?」と西山さんに聞いてみた。
即答はせずに、数日後に返事があった。
「乾燥機能だけで、暖めることはできません」との返事。
暖房機能が無いなら、私は「浴室乾燥は不要」という意見に固まった。
妻は悩んだが「どうせなら欲しい」という意見だった。
どちらの意見が勝ったかは、想像にお任せする。
事実だけを述べると、今の家には浴室乾燥がなぜか付いている。
嬉しい誤算だったのが、入居後に確認すると浴室乾燥には入浴前暖房機能が付いていた。
「聞いていたことと違う」と文句も言いたくなるが、
実際には良いほうに転んだので、「聞いていたよりも良かった」と感謝を言うべきか…?
逆に、入浴前暖房の機能がないから買わないと決めた後で、その機能があったことを入居後に知ったらどうだろう?
人間同士が言葉で意思疎通することによってプランを作っていくので、このようなトラブルは残念ながら起こる。

エコキュート
エコキュートという装置を、家の建て替えを検討するまでは知らなかった。
名前は憶えたが、仕組みは今でも分からない。
何でも、空気中の二酸化炭素でお湯が沸くらしい。エアコンの室外機のような装置と、
でかい冷蔵庫みたいなものでお湯が沸くのはやはり不思議。
ドマーニはオール電化でガスは無いので、お風呂や台所のお湯も、このエコキュートで全部をまかなう。
460リットルタイプか370リットルタイプかのどちらを採用するか迷ったが、20万円くらい価格差があったので
370リットルタイプを選んだ。お湯が足りるかどうか不安だったが、なんと入居後にお湯の足らない状態が続いてしまった。
ハイムに騙された気分だった。
だが、タンク内のお湯の温度設定を高くすることでお湯不足は簡単に解消してしまった。無知は怖い。
大量のお湯を一ヶ月作り続けても電気代は千円程度だと聞いた。
確かに安い電気代でお湯を沸かせるが、エコキュートの装置自体は100万円近い。
100万円分のガス代を使い切るには何年も掛かるだろうから、エコキュートが本当に経済的なのか
どうかは私には良く分からない。
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hints
入浴前暖房は、冬場には絶対のお勧め。
お風呂のランクを落としてでも、この機能を選ぶ価値はある。
エコキュートはお湯の使用量や使う時間を考えて容量を決めよう。多少大きいタイプを選んでも
お湯が足らなくなるよりはマシ。

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