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トイレのお手入れ

おトイレのおていれ・・・(ダジャレだよ)

 トイレの意味とは
トイレとは何だろう?
    トイレ。そこは、好むと好まざるに関わらず、一日に何度も身を置く空間。
    トイレ。そこは、新聞記事の隅々まで心置きなく読むことのできる空間。
    トイレ。そこは、短いけれども深い休息を味わう空間。
    トイレ。そこは、人目を気にせずに安心して、鼻くそを処理できる空間。
    トイレ。そこは、今晩の食事のメニューを考えてしまう空間。
    トイレ。そこは、携帯電話の履歴操作にちょうど便利な空間。
    トイレ。そこは、人生を考えてしまう空間。
    トイレ。そこは、そこがトイレであることを忘れさせてしまう空間。

考えてみれば、自分がトイレで座っているシートの存在自体を気にすることが、なんと少ないことだろうか。
同志諸君、日頃のトイレの役割に感謝して、しっかりとお手入れをして差し上げようではないか。

 わが家のトイレ
TOTO製ウォシュレットJ3・TCF2031。これがわが家のトイレの型番。 脱臭機能と温風乾燥機能が付いたタイプだ。
1階も2階も同じトイレを採用している。コントローラーは便座に直接付いていて壁リモコン装置はない。 前の家ではリモコン付を使っていたので、目新しい感じはない。
最近のトイレは、便フタの電動開閉機能などが付いているものまであり、わが家は標準機能タイプといえるだろう。

では、さっそく掃除をすることにしよう。
今回は給水フィルターもきれいにするので、まず止水栓を閉めて給水をストップする。 写真1に写っているキャビネットの点検口のフタを外して、止水栓をマイナスドライバーで右に回して水を止めた。 電源プラグも抜いておく。
 写真1 点検口  写真2 フタを外す  写真3 給水停止

写真4に写っているロックカバーを手前に引くと、便座と便フタを簡単に取り外すことができる。
更に便座に付いているヒンジをスライドさせると便座と便フタを別々に分解できる。 普段はきれいにできない細かい隙間もこれでシッカリと掃除できる。 本当に簡単にバラバラにできるので、ちょっと感動。
 写真4 ロックカバー  写真5 分解したフタ


 本体の取り外しと脱臭フィルター
ウォシュレットの本体部分は、写真6の「本体はずしボタン」を押しながら手前に引くと、便器のベースプレートから外れる。 力を入れると本体がガクッと動く。
ここも普段は掃除できない汚れが溜まっているので、しっかりときれいにしよう。
 写真6 本体はずしボタン  写真7 引き出された本体

本体を立てて裏側をのぞくと、脱臭フィルターが見える。驚くほど汚れている。 座っている間、ずっと脱臭のための換気をしているので、汚れるのは当たり前なのだが。
この脱臭フィルターはツメを押せは簡単に外すことができる。写真9が外したところ。
写真10がきれいに洗って蘇った脱臭フィルター。ぜひこの部分は定期的に掃除して欲しい。
ただ、この脱臭フィルターは新品に買い替えても1個26円と安い。
 写真8 本体の裏側  写真9 フィルターを外す  写真10 きれいに掃除


 給水フィルター
給水の中に混ざっているゴミを取り除くフィルターが便座の横に付いている。 このフィルターはマイナス・ドライバーで外すことができるが、本体内の残った水が溢れてくるので注意が必要。
わが家では給水フィルターの汚れが1階と2階とでは随分と違っていた。理由は不明。
汚れをしっかり落として、もう一度はめ直す。水が漏れることのないようにしっかりと閉めよう。
この給水フィルターは買い替えると1個63円。
 写真11 給水フィルター  写真12 水に注意  写真13 きれいに掃除

Davidは温風乾燥が大好き。以前から温かい風がどこから出ているのか気になっていた。
今回、掃除のついでにじっくりと観察して分った。 写真14の長いドライバで持ち上げて開けているのが、それ。 ノズルのすぐ横。イメージしていたよりも随分と小さい。
トイレの細かい部分に至るまで、しっかりと拭き、また古い歯ブラシを使って汚れを取り除いた。
1つのトイレに30分、2つで1時間。見違えるほどに、きれいになった。
 写真14 温風乾燥の出口  写真15 掃除終了

清潔なトイレは気分がいい。
    「トイレ。そこは、きれいに保つべき空間」だと納得する。


 hints
ウォシュレットを一度分解して掃除してみると、機構や機能がよく分かって勉強になる。
毎日お世話になる空間。気持ちよい状態に保っておこう。


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しっかりと掃除しろよ 私は石鹸