My brethren, count it all joy
when ye fall into divers temptations.
(James 1:2)
Lead us not into temptation,
but deliver us from evil.
(Matthew 1:2)
その他修理(2年以内)
あんなこともあった・・・
2年目のトラブル
入居1年以内にはいろんなトラブルがあったが、1年を過ぎてからはめっきり落ち着いた。
1年以内にトラブルを出し切ってしまったのだろう。
それでも若干のトラブルがあったので、記事にしておこう。
床見切り部品からの音
1年以内のトラブルでフローリングの床鳴りのことを書いた。
歩いた時に床が「メシッメシッ」と音を出すトラブルだった。
同じような音が、開き戸を閉じた真下の樹脂部分を踏んだ時にした。 鳴るのは2階の子供部屋だけだった。他の部屋では鳴らなかった。
「プチッ」というような比較的小さな音。私は気付いたが、妻は相変わらず気にならないと言っていた。
アフターさんにメールをすると、「床見切り部品の浮き現象」ではないかという返事が来た。 部品は樹脂製で取り付け方法は勘合式ということだった。勘合部分の一部が外れて浮いているのではないかと書いてあった。
急いではいないとメールを送ったが、早急に修理に訪問しますとの電話が入った。
実は、同じトラブルはWEBで知り合った方の家でも発生していた。 そちらでは、両面テープで固定して終わりという話を聞いていたので、わが家でも同様の対処を予想していた。
両面テープで固定か。なんだかちゃっちいね。
写真1 部品を取る
写真2 修正中
写真3 ビスで固定
アフターさんが来た。両面テープをペタリとするものだと思っていた。しかし、床見切り部品を全部外して調整してみるとのこと。
上の写真が一連の作業だ。作業後は音がしなくなった。すばらしい。
これ以外には2年目に対応してもらうようなトラブルは発生しなかった。わが家のハイムさん、優秀だね。
2年点検
月日の流れるのはなんと速いことだろう。入居して2度目の秋、2年点検の日程確認の電話が入った。
「どこか調子の悪いところはございませんか?」とアフターさん。
「それがさぁ… 全然ない。全部OKだよ。クロスも剥がれないし、何も壊れないし… 満足してるよ。パーフェクト。 少しぐらいはトラブルが欲しい気分」と私。
「ありがとうございます。では、○○日に訪問させていただけないでしょうか?」
「はーい。いいですよ。あっ! あった、気になっている所があった。これって無料で修理してくれるのかなぁ」
電話している目の前にあった網戸の一部(写真4)がたるんでいたのだ。重箱の隅をつつくような話。
「網戸のネットは、さすがに自己責任かな?」と私。
「それも当日拝見させていただきます」とアフターさん。
点検の日に来られたアフターさんは、網戸のネットを見るなり、「はい。修理させていただきます」と言った。
「次は自分で張り替えることになるから、やり方を教えてね」と私。
アフターさんは口で説明しながら、手際よくネットを張り替えていく。
アフターさんが言うのには、ネットを押さえ込んでいるゴム状のホースはとても上等な製品なので、 何度も繰り返し使って欲しいとのこと。 ホームセンターで売っているような安物のホースとは、ものが違うらしい。
そして、上等な品物を扱うように愛おしげな手つきでホースを扱っていた。私は可笑しくてしょうがなかった。
「了解。ホースはホームセンターで売ってる粗悪品と違うから、何度も再利用するんだね。うん分かった」と私。
「はい。ハイムのホースは上等ですからね。使い捨ては勿体ないですからね。高級品ですから」と繰り返すアフターさん。 笑いを押し殺すのが精一杯の私。
写真4 縁がほつれた
写真5 修理中
写真6 ドライヤー
次にドライヤーで熱を当てて、ネットを適度にピンと張って完成。窓枠にはめ直すと、ネットは美しくよみがえった。
「ホースは何度でも使えるからいいねぇ」と私がしつこく繰り返すと、
「はい。高級品ですから」とアフターさん。まるで漫才だ。
写真7 修理完了
写真8 浴室カウンター
写真9 エコキュート
アフターさんと家の中を一通り確認したが、問題はなさそうだ。
「何か他にありませんか?」とアフターさん。
「う〜ん… じゃあ、お風呂のカウンターの下のカバーの外し方教えてくれる?」と私。
アフターさんの説明を受けながらやってみたが、やっぱり難しかった。コツが必要だ。 カウンターを外して中を確認してみる。 2年も経っているので、ヌメヌメしたりドロドロになった汚れが溜まっているような嫌な予感がした。 でも開けてみると、意外に清潔でサラサラに乾いていた。
「他には、どうでしょう?」とアフターさん。
「え〜と… え〜と… じゃあ、エコキュートのお湯の抜き方を教えてくれる?」と私。
お湯を定期的に抜いて、タンクに溜まった汚れを捨てることが必要だと知っていたが、自分でやったことがなかった。
アフターさんが説明しながら作業をしてくれたが、施主が自分でやるのは無理だと悟った。
「この作業は、普通の人には無理だよね。絶対に出来ないよね?」と私。
アフターさんは、気まずそうな顔をした。
「ベランダのタイルの一部を交換したいのと、基礎の立ち上がりの塗装をやり直したいので、数日後に来ていいですか?」 とアフターさんが聞いてきた。
「はい。OKですよ」と私は微笑んだ。
数日後の作業
網目状のベランダ用のプラスチック・タイルを抱えてアフターさんが現れた。
ベランダに溜まった水が樋に流れ込む箇所に汚れが溜まる心配があるので、中の様子が見える網目状のタイルに 変更する作業だった。最近のハイムの家では初めからこれを使っているらしい。
汚れは溜まっていなかった。ベランダに植物を置いている家や、枯葉が飛んでくるような家は注意が必要とのことだった。 2ヶ所あるベランダのタイルを変更した。
写真10 取替え中
写真11 網目状タイル
「そういえば、玄関の靴箱の表面が剥がれちゃったところがあるんだけど、直せるかなぁ」と聞いてみた。 いつ傷が付いたのか分からないけど、気になっている箇所があった。
「はい。お安い御用です」とアフターさん。車からクレヨンのようなものを持って来た。
ドライヤーで少し暖めながら、塗り付けるとあっという間に作業は終わってしまった。
「他に困っている箇所はありますか?」とアフターさん。
「本当にもう無いよ。完璧。普通はもっとトラブルがあるのかな。わが家はトラブルが少な過ぎて、少し寂しいよ」と私。
「ありがとうございます」とアフターさん。
写真12 傷が…
写真13 修正中
写真14 どこだっけ
最後にアフターさんは、基礎の立ち上がりに再塗装したいと言った。
「有り難いけど、基礎はきれいだよ。クラックは修理以降は出てなしさ」と私。
しかしアフターさんは白い斑点を指差した(写真15)。 この斑点の理由はハッキリしないけど、上から塗って目立たなくしますとのことだった。
この部分だけの塗装だと色の違いが目立つので、ほぼ基礎全体を塗りなおした。 少し前にも同じ作業をしてもらった記憶がよみがえった。
あー。きれいな基礎だな。トラブルも全然ない家だ。ハイムを選んでよかったな。
「アフターさん。ご苦労さま」と微笑む私。
こうして入居2年が過ぎていった。
写真15 白い斑点
写真16 再塗装
写真17 ハヌカメノラー
hints
トラブルに完全に対応してくれることは優秀なHMの証明かもしれないが、トラブル自体が少ないことが本当に良い家なのだろう。
たとえトラブルが多いとしても、或いは少ないとしても、満足のいく対応をハイムに要求しよう。
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