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その他修理(3年以内)
これぐらいしかなかった・・・
3年目のトラブル
記述すべきトラブルは、1つだけ。でも衝撃は大きい。
太陽光発電の故障
わが家の太陽光発電のパネルは、普通はどの方向からも見えない。
だが、かろうじて南側に建つ2軒の家の隙間から、一部だけを見ることができる。(下の写真1)
でも、あえてこの場所に行くことはないので、年に一度も見ることがないくらいだ。
つまり、家族の誰もがパネルが屋根に載っていることすら忘れてしまう。
まして、わが家に訪ねて来る方は、パネルが乗っているとは全く思わない。
とても可哀想なパネルなのだ。
しかし、普通に見える場所にありながら、更に可哀想なのは発電モニターだ。子供達が関心を持つだろうと思って、わざと低い位置に取り付けたのだが、
子供達は全く見ない。考えてみれば、子供に見せようという態度自体が、実は私の関心の低さ表していたのかもしれない。
それでも、入居当時は週に1回は見ていたと思う。しばらくして、月1回になり、やがて半年に1回程度に減っていった。
私は「わが家の太陽光発電は、太陽のくせに日陰者」とふざけて言っていた。
これだけ冷遇されれば、グレて壊れるのも当然だったのかもしれない。

毎月、中部電力から太陽光発電を買い取ってくれた明細が届く。そこには受給電力量がkWhで表記され、
支払われる予定の概算金額も載っている。
わが家の場合は、発電量の多い月で受給電力量が200kWh前後、金額にして4,500円くらいだ。
もちろんこの発電量では、使用電気代を帳消しにすることはできない。光熱費ゼロはわが家では絶対に達成不可能な高い壁だ。
やはり3.28kwという搭載kw数では少なすぎるということだろう。
さて、
2008年1月の明細が届き、受給電力量が55kWhで、金額が1,277円だった。「なんだか、少ないな」と、ちょっとだけ思った。
でも、それ以上は調べなかった。先月は、そんなに天気が悪かったかな…と首をひねったくらいだった。
その時に、55kWhという電力料を過去の明細と比べてみれば、異常事態を理解できたはずだったのに。
そのまま何もせずに1ヶ月が過ぎ、次の2008年2月分の明細が届き驚いた。 受給電力量は0kWhで、金額が0円だった。
「はぁ… 何これ?」

まず疑ったのが中部電力のミスだ。自分の側にミスがあると思わずに、まず相手を疑る勝手な性格なのだろう。
しかし、もしかしてわが家の太陽光の調子が悪いのもしれないと思った。
モニターを触ってみたが、全く何も表示しなかった。無反応。その時は夜だったが、それでも何か表示するはずだろうに。やはり変だ。
翌朝になって太陽が昇ってからモニターをもう一度見てみた。
「連系 待機 停電 F-01」と表示された。間違いなさそうだ。太陽光が動いていない。
屋根の上のパネルに太陽は当たっているのに、それを利用できていないのだ。ショック!
ハイムに連絡すると、2日ほどでシャープの方が来られた。
調べたところ、パワーコンディショナー自体の故障だと分かった。
新品のパワーコンディショナーを取り寄せてもらって、一週間後に交換した。
2年半使ったところでパワーコンディショナーが新品になって、嬉しいような複雑な気分。
費用は一切かからなかった。でも、今後もこのサイクルで壊れたら大変だと思った。
やがて3月の明細が電力会社から届き、受給電力量が119kWhで、金額が2,764円だった。やっぱり、まだかなりの日数を損しているようだ。
ちなみにその翌月の4月は、受給電力量が192kWhで、金額が4,531円だった。
ということは、発電していなかった期間は、大雑把に見積もって2ヶ月くらいだったのだろう。
その間に、一度もモニターを見なかったということだ。
はぁ。これならPVがすねて自虐的になったとしても仕方ないと思った。機械にだって心はあるのだ。
映画ブレードランナーを見れば分かることだ。
ごめんね。太陽光発電くん。君は日陰者じゃないよ。だから、頑張ってちょうだいね。
でも、上記のトラブルから数ヶ月が過ぎてこの記事を書いているが、全然モニターを見ていない…
たまにはモニターを見ようかな。えーと、モニターはどこだっけ… えーと、えーと…

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 hints
モニターを時々は確認しよう。
どこかの家庭のように2ヶ月も動いていないことを、見過ごすことのないようにしたい。

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