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ご近所訪問
Kさん宅
歩いて5分の距離にKさん宅がある。
Kさんの息子さんとうちの娘が幼稚園の同じクラスだったというPTAつながり。
今は同じ小学校に通っている。
Kさん夫婦とは波長が合う。
三年前に市内の比較的近いところから引越して来た。
移転・新築を決めた理由は、目の前に家ができて薄暗くなったから。わが家と似ている。
どこにでもある話なのだと痛感する。
ある日、家族5人でKさん宅を訪問した。
白い外壁の輸入住宅だ。外観は自己主張し過ぎていない。いい雰囲気を出している。
中に入ると、柔らかなテレピンオイルの匂いが漂っている。内装がパイン(松)で仕上げてあるからだ。
あちこちにはニッチの細工が施してある。
ドア一枚にも、取っ手一つにもこだわりが感じられる。全てを、とことん検討して選んだそうだ。
施工は地元の工務店。ある部材は、その工務店が扱ったことのないものを海外から取り寄せた。
そのパワーに圧倒される。
輸入住宅の雑誌にも記事として載ったことがあるとのこと。なるほど納得。
私たちには彼らほど、細かいところまで検討する集中力は無いが、その姿勢は大いに参考になった。
小屋裏を見たことが、私たちのプランにも影響を与えたと思う。
プラン全体で気をつけた方が良いこと、失敗したことなどを数時間にわたって細かく教えてもらった。
ローンは目一杯長めで契約したとのこと。彼らの顔を見ていると、ローンの重荷よりも
自分好みの家を持てたことで満足している。夢のマイホームを持った喜びが分かる。
「マイホームも悪くないな」と、ふと思う。
Sさん宅
Sさんは、私の母の友達で同世代。気さくなおばあちゃん。
息子さん夫婦と同居している。二世帯住宅で食事は一緒という感じ。歩いて1分なので、ちょっと離れたお隣さん。
一年前に家を建替えた。母が「家を建替えてもいい」と言った背景には、Sさん家の影響が大きいように思う。
Sさんが「新しい家は、やっぱりいい」と、私の母に繰り返したことが母の気持ちを変えた。
宮大工が作った家は、どっしりしている。
「オール電化は便利」という発言も母親に影響を与えた。
Sさん家の装備を一通り見させていただいた。
「新しい家に住むのも悪くないな」と感じた。
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S邸 どっしりとした山小屋のような外観 |
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 hints
最近家を建てた知り合いを訪問しよう。「散らかっていて…」と仰るが、誰でも新しい家を褒められれば嬉しい。
気に入った箇所は貪欲にマネしよう。検討中の悩みやトラブルは、有効な情報源になる。

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