建築の記録 工事記録
ハイムによる近隣への迷惑

ハイムまでもが・・・

 お隣のSさん
自分で手配した解体業者が、お隣のHさんのフェンスを傷付けてしまった。
そのことは、プランのセッションで書いた。
わが家の南には二軒の家があり、東側がSさんで西側がHさん。
解体業者のトラブルは西側のHさんとだった。
あんなことは、もう勘弁してもらいたいと思っていたが、物事はスムースには行かない。
ハイムまでもが隣のSさんのフェンスを傷付けてしまった。
以下は、そのことをハイムに知らせたメール。


日付:October 02, 2005 9:09 AM

件名:隣のフェンスの曲がり

to:西野さん

cc:西山さん,森さん

本文:昨日、隣の家のフェンスが曲がっていることに気付きました。 西山さんには、電話連絡しました。
現在の状況では、そんなに曲がっていることが分からないか もしれません。 右側から来た網目の押さえの縦棒が右側に湾曲しています。 昨日気付いた時には、実はひどく湾曲していました。
この湾曲は、工事前にはありませんでした。周辺の状況は 目を皿のようにして確認しましたので。
この湾曲を見た時に「マズイなぁ」と思いました。 湾曲が、どの程度のものなのか確認する為に、木切れを使って 網目とのずれ部分に少し力を加えました。 するとビョーンという曲がった金属が真直ぐに戻るような音と 共に、湾曲は直線に近くなりました。 でも、完全な直線には戻りません。 気にして見ると、曲がっていることが分かります。
曲がった原因は、上から強い力で押さえ付けられたからだと 考えられます。足場の設置や撤去時にやってしまったのかなと 想像できます。大人が乗る程度の力が加わらないと、あの湾曲 はできないと思います。
お隣のSさん宅です。 東の端からちょうど4メートルの場所です。 カタログでこのフェンスを確認すると、三協アルミの「ニュータウン リード2型」のようです。
Sさんは、多分、この湾曲に気付いていないと思います。 また、現時点では私からSさんには、このことは話してません。 まず、ハイムさんに相談した方が良いと判断しました。 また、Sさんとの日頃の関係は良好です。
こういう場合の貴社の対応はどのようになりますか?
まずは、状況を報告しておきます。 よろしくお願いいたします。
実は、南の西側のお宅のフェンスを(Hさん宅)、こちらで手配 した解体業者が破損してしまって、トラブルになりました。 なので、この手の話には、私達もちょっと敏感になっています。



写真で見ても、この曲がりはあまり分からない思う。しかし、実際に見るとハッキリと分かる。
このメールに現場監督の西野さんの対応は早かった。西野さんから電話があった。
「お隣のSさんに謝罪に行ってきます」と西野さん。
「私も一緒しようか?」
「いえ、ハイムが起こしたトラブルですから、私だけで行ってきます」との返事。なかなか心強いと思う。
しばらくして、連絡が入る。
「Sさんは、これ位の曲がりなら、何もしなくても良いと仰っていただきました。ただ、セキスイハイムとしましては 新品と交換させていただくことにしました」と西野さん。
「ああ、ありがとう。お願いします」と私。
しばらくして、その部分のフェンスは新品になっていた。あの解体業者との違いを痛感した。
「ハイムってしっかりしているなあ。安心できるなあ」という感想。

 二度あることは三度ある
1回目に解体業者がHさんのフェンスを傷付けた。2回目にハイムまでもがSさんのフェンスを曲げてしまった。
いろいろ作業をすれば、隣り合ったフェンスに接触してしまうものなのだと分かる。
「もうトラブルは沢山」と思っていると、意に反してトラブルは発生してしまうようだ。 またしてもHさんのフェンスに異変を見つけてしまう。
普通なら見過ごすかもしれないが、私達が敏感になっていたために気付いたことは確かだった。 異変に気付いたのは妻。西野さんに妻が電話で用件を伝えると、西野さんは早速一人で現場を確認したらしい。
以下は、妻が西野さんに送ったメール。


日付:October 14, 2005 11:53 PM

件名:Hさんのフェンスのキズ

to:西野さん

cc:西山さん

本文:名古屋セキスイハイム 西野様
お世話になります。milky(妻)です。
電話でHさん宅のフェンスの傷の件をお話しましたが、 念のため写真を添付して送ります。
私が傷を見つけたのはHさんのガスボンベの近くの箇所です。
今はうちの白いフェンスがあるのでこの写真ほど目だっては見えないと思います。
西野さんが確認した箇所もここですよね?
電話ではよくわかりませんでしたので、 また月曜日にご確認の上、対応をお願いいたします。
Hさんの奥さんは明るく受け答えて下さると思いますが、 よろしくお願いいたします。




その後、西野さんがHさん宅を訪問して話をした。
わが家は同席しない。 ハイムのトラブルに施主を巻き込まないというのが彼らのスタンスだ。 繰り返しになるが、1回目のトラブルでHさんと解体業者の間に入って、調整で疲れたのとは雲泥の差。
西野さんからの報告では、今回はフェンスの交換ではなくて、傷の部分にペイントすることで了承をいただいたとのこと。
数日後に、ペンキの補修が終わる。良く見ると傷が分かるが、この部分に注目する人間はいない。
これが近隣とのトラブルの全貌だ。引渡し前に、心配事が解決したことは嬉しい。
確かにハイムは誠意を持って動いてくれたが、近所に対して「トラブルは全てハイムの責任なので、私は全く関知しません」 という態度が強すぎると、反感を買う心配がある。「下手に出るべし」という庭師の忠告に従おう。
トラブルが片付いて、心も軽くなる。入居が待ち遠しい。


 hints
お隣のフェンスに傷を付けてしまうことはハイムでもある。
工事が始まる前に、お隣のフェンスや壁などもシッカリと見ておこう。
工事後の傷にお隣が気付く前に、こちらが気付くようにしよう。そして、まずハイムに相談する。


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