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左官屋さん
玄関と勝手口
玄関
大工仕事が終わった頃に左官屋さんが登場する。
話をしてみたら市内に住んでいる方だった。
ハイムの仕事だけをしているとのこと。
基礎の職人さんもそうだったが、
近所にハイム関係者が住んでいることに驚く。
ただ、左官屋さんとは話をする機会があまりなかった。
わが家の玄関は、ポーチ部分の幅が2.4mで奥行は2.7m、玄関内のタタキの部分は幅は2.4mで奥行は1.7mある。
中も外も同じタイルを張った。リビエラストーン株式会社という
会社が輸入しているイタリアンタイル。シャンパーニュという薄く赤みかかったベージュ系の明るい色。
大きさは30センチの正方形。ポーチ部分の広さは、このタイルのサイズで割り切れる大きさだと分かる。
まずブロックで下地を作って、コンクリートで面を平らにする。ある程度固まったところで、その上にタイルを張っていた。
さすがに手際が良い。
左官屋さんには、私から変更してもらうようなことは何も無いだろうと思っていたが、気になる点を見つけてしまった。
結局、私という人間は何か言わずにはおられない性格なのかもしれない。
私がお願いした変更点は、こんなことだった。
下の図1をご覧いただきたい。これはステップを側面から見た時のタイルの並びを表したものだ。
左官屋さんはこのようにタイルを張っていた。私が見たのは張り終わった後だ。
タイルの並び方に違和感を感じた。それは図の黄色の部分。私としては、図2のようにタイルとタイルの境が一直線になっていた方がいい。
しかし「これが一般的にセキスイハイムでの張り方です」と左官屋さん。
確かにタイルのカタログでも、図1のような張り方を見る。階段のステップ数が多ければ、そういう張り方も
リズムがあって心地よいかもしれない。
ただ、今回は右から続いてきた並びが、この一枚だけずれているように見えてしまう。
これは私のセンスでは、どうも受け入れられない。そこで左官屋さんにお願いした。
「どうしても気になってしまうので、この部分だけ張り直してくれませんか?」
簡単にOKが出た。
セメントが固まる前だったので、簡単に張り直しができた。
でも、この部分に気付くのが左官屋さんが姿を消した後だったらどうだろう?
その場合は、不満を感じたとしても「直せ」とまでは言わなかったような気がする。もしかして、言うかな。
だから、現場に足を運ぶのことは意味があるのだ。
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図1 標準の張り方 |
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図2 直してもらった張り方 |
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完成した様子 |
勝手口・エコキュートの土台
勝手口に関しては何ら問題なく終了。きれいに仕上がった。
またエコキュートは1メートル四方位のコンクリートの土台の上に設置されるのだが
これも左官屋さんが作っていた。

勝手口はコンクリートのままだが、
玄関で余ったタイルを張るようにお願いすれば張ってくれたのだろうか?
その時は多分、有償だろう。勝手口にタイル張るヤツはいないか…?
玄関と勝手口が出来ると、一気に家らしくなった。
10月中旬、完成が近付いてきた。

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