本当にあった怖い話 本当にあった怖い話
本当にあった怖い話

Davidは見ました!
あなたは幽霊を信じるだろうか? 実際に遭遇したことはあるだろうか?
Davidの実体験を聞いて欲しい。

 畑に私が作った小屋
旧家の解体直前になって、畑に小屋が欲しいと母が言い出したことは既に書いた。 「plan」のページの「収納スペース」のセッションの所だ。
私はホームセンターで物置(イナバやヨドコウ製のヤツ)を買うことをイメージしていたのだが、 母は解体される旧家の家の部材を使って小屋を作って欲しいと言った。
引越しやプランの検討で時間的にも精神的にも余裕がない時に苦労して作ったので、出来上がった小屋には愛着を感じた。
2m×2m×2mのサイコロのような小屋だ。旧家の雨戸などを壁にした。
周りには何もなく、畑の中の一軒屋だ。
私が何かを捨てようとすると、母がこの小屋に運んでしまう。内部はあまりにひどいので、写真で紹介できない。 農機具や芝生の目土などもこの中に置いている。
わが家の北50mほどに位置している。
 畑に私が作った小屋
新居の建築で忙しい時期に せっせと作った。
台風で飛ばないか心配だったが、二年目が過ぎようとしている。
木造一戸建て。ワンルーム仕様。
電気無し、水道無し、トイレ無し。


 奇妙な話…
ある日、奇妙な話を聞いた。近所のSさんからの話だ。
「contract」のページの「ご近所訪問」のセッションのところで書いたSさんのことだ。 Sさんは私の母の友達で。気さくなおばあちゃん。わが家から歩いて1分のお隣さん。
Sさんが言うには…
「あの小屋には誰かが住み着いている。夜になると小屋の中に照明が点いて、人が動いているのを見た」という。 間違いなく見たらしい。ウソを言うようなおばちゃんではない。

何だか物騒な話だな。でも小屋は電気もなくて真っ暗な場所だし、まさか、あの中に人は住まないだろうとは思ったが、 何だか不安になった。それから戸締りをしっかりするようになった。
ちょうどその頃、隣町で殺人事件があり、全国にニュースが流されていた。嫌な感じだな。
「夜だけ、ルンペンが寝に来てるんじゃないかね。困ってあそこで寝てるのかもしれないね」と母が言い出した。
 (母はホームレスと言わずに、ルンペンと言う)
「はぁ? そんなバカなぁ…」と私。
「でも寝る所がなくて困っている人だったら、寝るだけなら構わないんじゃない?」と母。
まったく母の人類愛にはついていけない。

「幽霊なんじゃないの」という話もでた。
幽霊ねぇ… まだルンペンの方がいいな。

明るい昼間に見に行くと、人が寝泊りしてるような気配は無い。でも、夜になって見に行く勇気もない。だって、怖いもの。
本当にルンペンの方が居たらどうしようかと頭の中で考えてみる。どんな会話が成立するのだろう?
実は小屋を建てた畑はわが家の所有ではなく、母が休耕田を借りて野菜を作っているのだ。
しかも地主に相談もせずに勝手に小屋を建ててしまったようだ。不法建築ではないかという疑問が頭をよぎる。
これじゃあ、合法的にルンペンの方を追い出すことはできないかもしれないなと思う。
  家の北側の写真
写真を触って拡大してみて下さい。

 写真の拡大


 つ、つ、ついに… 出た
昼間は全く変化がなかったので、暗くなってから小屋を長い時間監視してみることにした。 家族に頼まれたわけではなく、真相をハッキリさせた方がいいと自分自身で思ったからだ。
家の北を東西に走る道に立って、わが家から北に50mほどの距離にある小屋の辺りの真っ暗闇を眺めていた。
漆黒の畑の中にポツンと建ってる小屋。灯りは全く無い。こんな小屋に誰か寝泊りすることはないだろう。
あーあ。眠たい。Sさんは一体何を見たというのだろう…
まったく人騒がせだな… 何も起こりゃしない…。何も出るわけないよ…。

でも…あれっ? あ、ああ、な、な、何、ああああ… 信じられない光景…
50m先の闇の中に、私が見たままを文字にしてみよう。それは…
急に小屋に灯りがついて明るくなり、小屋のドアが素早く開いた。そして開いたドアから小屋の中を動き回る灯りが見えた。 懐中電灯のライトのような不思議な光源が宙を舞うように動き回っていた。灯りは右に行き左に行き、激しく小屋の中を移動していた。 しばらくして灯りが消えると同時にドアが自然に閉まった。
怖い。突然に恐怖の底なし沼に沈んでいく感じがした。
ドアが閉まる様子は、とても人間が開け閉めしてるようには感じられなかった。 幽霊屋敷の仕掛けのように、ドアが自動的に開いて幽霊が動き回り、またドアが勝手に閉じる感じに近い。
ガラクタだらけのあの小屋の中を自由に動き回っていることにも驚いた。 普通の人間ならばガラクタが邪魔して自由に歩けないはずだから。
「幽霊だぁ… 怖いよぉ」という言葉が私の口から飛び出す。ヤバイ! 喉がカラカラに渇く。
居た。やっぱり居た。ヤバイ! ヤバイ! ひぇ〜。見ちゃった。
やだよぉ〜。幽霊だよ。何で私の小屋に居つくの!
(次ページにつづく)

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